SEED History & Future

消しゴムの「Rader」株式会社シードの公式ブログ。シードの歴史と新情報をいち早くお届けします。

消しゴムの「Rader」株式会社シードの歴史と新情報をいち早くお届けします。

大判サイズが欲しい!! 皆様の熱いご要望にお応えして「イロプラ600 クリア」本日より出荷開始致します!
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イロプラ600 クリア サイズ:160×80×厚さ5mm、600円(税抜)

お湯でやわらかくなるねんど「イロプラ」は昨年夏に発売してから、約1年。おかげさまで、大変好評をいただいております。今回は、一番人気のあるクリアを大判にして通常サイズよりお得価格で皆様にお届けです。 
大きめの型どりにも
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作品をたくさん作りたい時にも、オススメです。
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1968年発売当初「Radar(レーダー)」はS-20(20円)、S-30(30円)、S-50(50円)でした。真っ白な消しゴム本体に青のスリーブ(巻紙)、フィルム包装はありませんでした。
その後、消しゴム本体に印刷が入りました。
Radars-30
上段は白い消しゴムに黒で印刷されるようになってからのS-30です。(転写ではありません)
下段はS-20(20円)が値上げされて、S-30 (30円)になってからのもの。フィルム包装され、印刷はカラー転写になっています。中央の四角に入っているアルファベットはSEEDでした。
Radars-100
その後、写真上段、中央の四角に入っているアルファベットの書体が変わり、SEEDのEEの上下にラインが入ったロゴになります。1983年(昭和58年)からスリーブにJISマークが入りました。スリーブに角の切り落とし(角R)が入るのは1984〜85年(昭和59年〜60年)にかけての生産品からになります。写真中段、1987年(昭和62年)ロゴを変更。写真下段、2色印刷が1色印刷になりました。現在は初代と同じ真っ白な消しゴムで印刷はありません。

シードは世界で最初に修正テープを発明し、世界特許を取得しました。
この修正テープの発明者は玉井繁(現・シード14代目社長)です。

修正液は1970年代後半頃から日本でも本格的に普及し、オフィスでも使用されるようになりました。当時一般的だったのがボトルタイプ(いわゆるマニキュアタイプ)です。主にアメリカからの輸入品と日本のメーカーの2社のブランドが競っていました。

日本の文具メーカーも修正液の市場に相次いで参入しました。シードは1982年9月にボトルタイプの修正液の発売を開始しました。
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製造設備を持っていないシードは、日本のメーカーにOEM生産を依頼したのですが、仕様が全く同じで差別化はなされておらず、印刷のデザインが違うだけというものでした。ボールペン等の文字を消す為の消しゴム「砂消し」と用途は同じなのですが、結果は惨敗、修正液は全く売れませんでした。

「販売力のないシードは他社と同じものを作ってもダメだ。他社にない新しいもので勝負し、修正液を見返してやる!」この強い思いが、修正テープの発明に繋がったのです。



修正「液」から修正「テープ」まで、一足飛びにたどりついたわけではありません。

まず、修正液 の不便な点を列挙し、分析しました。
その結果、複数の不便は「液」であることから派生していることが解りました。
ニオイが気になる・・・溶剤使用のため
すぐに書けない・・・液が乾いていないから
凸凹になって書きにくい・・・液を均一に塗ることが難しい
FAXの感熱紙に使うと滲んで汚くなる等々、
このことから液体ではなく、乾式(ドライタイプ)に近い方が望ましいとなりました。

次に「ドライタイプの修正するもの、あるいは修正に転用できそうなものには、どのようなものがあるか」と探すことになりました。今でこそ、何でもネットで簡単に調べられますが、当時はそのようなものもなく、ただひたすら情報を求めて、文具店を始めとするあらゆる種類の店舗を回りました。

レタリング シート・・・いろいろな書体のアルファベットや罫線が印刷された、1文字ずつ転写できるシート。デザイン用だけでなく、汎用の安価なものもありました。ほとんどは黒でしたが、一部白色のものもあり、白色の罫線が修正用に転用できそうでした。

修正紙・・・粘着テープの白い紙タイプ。低粘着のものや、テープ幅の種類もあり、隠す文字が透けないように裏面が灰色になっているものもありました。主にFAXを複数箇所に転送する際に宛名を記載したり、コピーをする際に隠したい部分をマスクするために使用されていました。

タイプライター用修正シート・・・2.5cm×7.5cm位のフィルムの裏面に白い粉が付着しているタイプライター用の修正シート。タイプミスをした時に間違えた文字の所にあてて、再度タイプすると白い粉が付着して間違えた文字を隠すので、上からもう一度タイプして修正できるというものでした。

タイプライター用修正テープ・・・上記のタイプライター用の修正シートがテープ状になったものです。2個のリールとテープからなり、見た目は現在の修正テープのケースなしといった感じでした。

クレヨンタイプ・・・クレヨン等の軟らかい画材の白色も候補の一つでした。
 

1985年1月に発売を開始した、消しクズがまとまるタイプの消しゴム「ノンダスト」は偶然から生まれ、通常であれば全く顧みられることのないものでしたが、消しクズが散らばらず、まとまるという新しい切り口を見つけだすことで新たな消しゴムの分野になりました。

では、次は? ということで、1986年8月に発売したのが「FOR SHAPE(フォーシャープ)」です。
「ノンダストの対局に位置する軽い消し感、力を入れずに消せる、シャープペンシルに最適な消しゴム」をコンセプトに開発を行いました。しかし、レーダーのイメージがあった為でしょうか。なぜか試作品として出来上がってくるのは「さらっとした軽い消し感」「力を入れずに消せるライトタッチ」には程遠い消しゴムばかりでした。試行錯誤の末、やっと出来上がったのがフォーシャープです。「軽い消し感、ライトタッチ」これも新たな消しゴムの分野となりました。

消しゴムの形状にもこだわり、SH-50(後にSH-60)は通常品よりもスマートな細長い形にしています。また、SH-100はミニレーダーで小さな消しゴムは消しやすいことが解り、小さな消しゴム3個(ホワイト、ピンク、ブルー)をセットにしました。1987年9月にはしっかりと握れる大きめサイズのSH-100Nを発売、以後のカルサーラ、Gフォーシャープへと続きます。
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発売初期のフォーシャープ。写真:SH-60は60円、SH-100とSH-100Nは100円。

SH-100
SH-100のフォーシャープはミニレーダーより、ちょっと大きめ。
「フォーシャープ」から「カルサーラ」に。
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そして、スタイリッシュな「Gフォーシャープ」に進化しました。
EP-SHG-100
 

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