シードは世界で最初に修正テープを発明し、世界特許を取得しました。
この修正テープの発明者は玉井繁(現・シード14代目社長)です。

修正液は1970年代後半頃から日本でも本格的に普及し、オフィスでも使用されるようになりました。当時一般的だったのがボトルタイプ(いわゆるマニキュアタイプ)です。主にアメリカからの輸入品と日本のメーカーの2社のブランドが競っていました。

日本の文具メーカーも修正液の市場に相次いで参入しました。シードは1982年9月にボトルタイプの修正液の発売を開始しました。
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製造設備を持っていないシードは、日本のメーカーにOEM生産を依頼したのですが、仕様が全く同じで差別化はなされておらず、印刷のデザインが違うだけというものでした。ボールペン等の文字を消す為の消しゴム「砂消し」と用途は同じなのですが、結果は惨敗、修正液は全く売れませんでした。

「販売力のないシードは他社と同じものを作ってもダメだ。他社にない新しいもので勝負し、修正液を見返してやる!」この強い思いが、修正テープの発明に繋がったのです。